WordPressでネットショップ開設する方法(5パターン)

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どうやってWordPressを利用してネットショップを開業するのが一番いい方法なのか

これは、商材の商品数(SKU)によっても異なります。

※SKUとは(最小管理単位)でStock Keeping Unitの略です。

運営する側の方のスキル(とても初心者など)によっても

オススメのネットショップ開設方法が異なります。

今回、いくつかWordPressを使った、ネット通販の開設方法を紹介しますね。

(参考:ネットショップのメディア化に、ショップの直下でWordPressが利用できるショッピングカート紹介 

1)無料のネットショッププラグインを利用して開設

WordPressに無料で利用できるネットショップを開設するための専用の

WordPressプラグイン(拡張機能)を利用して構築する方法です。

メリットとして

  • 無料で使える
  • 気軽に導入できる
  • 商品ページの見せ方など自由にカスタマイズが可能
  • 買い物機能だけでなく、クレジットカード決済(PayPal)や受注管理の機能も付いている

デメリットとして

  • 自分で0から構築するため少し手間がかかる
  • SSLの導入を自分で設定する必要がある
  • 外部の攻撃や漏洩に自身で守らないといけない
無料の日本製ネットショッププラグイン

WELCART(ウェルカート)

WP−OliveCart

WordPressプラグインで日本製のものは、商品代金設定が、最初から日本円になっていたり

支払い方法に代引きや振込が入力されていたり、

配送業者に佐川急便、ヤマト運輸などが最初から用意されていたりと、

そのまま利用できますのでその分時間が短縮できるため便利です。

無料の海外製のネットショッププラグイン

海外製のネットショッププラグインは、初期設定が通貨がドル建ての場合が多いため

通貨の設定等が必要です。(日本向にももちろん運営可能です)

ただ、世界中で利用されているため、拡張機能やデザインテンプレートのテーマなどが

多く提供されています。

海外向けのネットショップを開業する場合には、使いやすいです。

WooCommerce

WP e-Commerce

eShop

まとめ

無料で利用したい方やテストマーケティングをしたい方、もしくは

日本だけでなく海外展開も検討されている方で

HTML、CSS、PHP、(MySQL)が分かる方で、自由にデザインしたい方や

ご自身や社内で対応が出来る場合におすすめです。

2)有料のネットショッププラグインを利用して開設

有料で販売しているネットショッププラグインを利用することで

無料のプラグインには無かった困った時に問い合わせるところがあって安心な部分や

様々な機能をネットショップで利用できます。

メリットとして

  • 買い取りなので毎月の固定費が必要ない
  • ネットショップに必要な機能が揃っている
  • 困った際に、問い合わせできる

デメリットとして

  • 自分で0から構築するため少し手間がかかる
  • SSLの導入を自分で設定する必要がある
  • 外部の攻撃や漏洩に自身で守らないといけない
有料の日本製のネットショッププラグイン

CMS×WPネットショッププラグイン・・・クーポン・ポイント機能・独自アフィリエイト対応

販売価格:54,000 円(税込)

WP−OliveCart・・・スマホ対応・マイページ機能・会員のみ購入

販売価格:18,000円(税込)

 

有料のWordPressプラグインで日本製のものは、日本人のネットショップ運営者が

必要とする機能が最初から用意されている場合が多く便利です。

 

まとめ

有料のプラグインは、高機能なネットショップを構築できます。

無料のプラグインと同様で、ある程度HTMLなど理解している方がおすすめです。

サポートも対応や有償でのサポートもあるため、困った時にも安心です。

3)カートだけレンタルサービスを使って買い物機能を付ける

取り扱い商品数が少ないネットショップや

メーカーなどで商品数が少ないショップの場合には、

一般的なネットショップ開設サービスを利用してネットショップを作ると

商品カテゴリーも少ないですし、スカスカの寂しい見栄えになってしまいます。

そういうネットショップの場合に、この方法がおすすめです。

メーカーや作り手のネットショップの場合は、商品ページ以外にも

その商品の開発秘話や実際に商品ができる様子、使い方など、

商品を売るページではないコンテンツを充実させたサイトにしたいです。

コンテンツが充実していて、なおかつ、そのサイトから購入することもできるような

サイトを構築したい場合は、

WordPress+かごに入れる部分の

ショッピングカートだけ追加して使うのも方法です。

商品ページはWordPressの投稿や固定ページで作成し

外部のカートだけレンタルのショッピングカートの「かごに入れる」部分のタグを

コピペで挿入することで、SSLや国内のクレジットカード決済(別途契約必要)も対応した

ネットショップを作ることができます。

カートだけレンタルの主なサービス

イージーマイショップ
ショップメーカー
e-shopsカート2
Xcart(エクスカート)
カラーミーショップ(カゴだけの利用も可能です)

まとめ

この方法ですと、複数のネットショップのサイトを構築していても

ショッピングカート利用料やクレジットカード決済手数料は1つで済みます。

商品数が少ないショップやターゲット毎にサイトを分けたり

複数店舗のように集客として入り口を分けた方にはおすすめの方法です。

4)無料の今風のカートを借りてWordPressサイトから飛ばす

3)で紹介した方法に近いのですが、

もっと気軽に、WordPressでネットショップを開設する方法を紹介します。

テストマーケティングやひとまず買い物機能があればなど、費用もかけずに運営する方法として

おすすめなのが

今風の無料で開設できるネットショップサービスを利用する方法です。

まずは、WordPressで商品ページを作成して

「注文はこちらから」という風に、外部のネットショップの商品ページへリンクを飛ばします。

今風の無料ネットショップ開設サービス

こちらの記事でも紹介しています

BASE(ベイス) | Stores.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)

※それぞれ2.3分で登録でき、決済機能もついています。

初期費用も月額利用料も無料で利用できます。

まとめ

超初心者の方や

商品数が少なく、お金をかけずに、簡単に、ネットショップを運営にしたい方向けです。

5)既存のネットショップへ送客する

直接的なWordPressサイト+ネットショップの構築方法ではないのですが

これもひとつの方法ですので記載させて頂きます。

例えば、楽天市場などのショッピングモールや外部のネットショップサービスを利用して

すでにネットショップがある場合(もしくはこれから開設する場合)には

WordPressサイトでコンテンツSEO対策などで集客をして

外部のネットショップのサイトへ送客する方法です。

モールやショッピングカートでは、集客がしにくい場合があります。

そういった場合に、WordPressで自由にサイトを作り、情報発信し、

SEO対策をします。

集客として新たにWordPressで別サイト(専門サイト)を構築するのも方法です。

具体的には、ネットショップで扱っている商品の中から

該当の商品を抜き出して、WordPressで紹介してその商品の専門店のように構築します。

そうすることでSEOとしても有効になります。

商品ページはWordPressで作成して、「買い物はこちら」からという形でサイトへリンクし

そのサイトから本店に送客する方法で、ネットショップを運営できます。

おまけ:WordPressサイトとネットショップは分ける

WordPressでネットショップをしたいという方向けの記事ですが、

買い物はネットショップ構築サービスを利用したネットショップで

情報発信は、WordPressサイトにする

といったように、

分けて運営するのも1つの方法なので紹介します。

よくWordPressサイトやネットショップ開設のご質問を受けるのですが

ホームページも作った事がない、本当に初心者さんの場合には、

WordPressが人気だからと、何がなんでもWordPressでネットショップを開設したいと

思われる方も多いです。

結局WordPressサイトは、コンテンツ重視にして、買い物はカラーミーショップなどの

普通のショッピングカートを利用して、買い物機能を分けるということで落ち着く方も多いです。

そのため、今回紹介させて頂きました。

一般的なショッピングカートを使う
カラーミーショップ | MakeShop | Eストアー |

最後にWordPressでネットショップをする方法として

WordPressサイトは自分のサイトは自分で守らないといけないため

ホームページも作った事がない超初心者さんは、ネットショッププラグインを使うのはおすすめしません。