ディーゼルエンジンオイル規格 DL-1とDH-2の違い

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TOYOTAの新型ディーゼルエンジン「1KD-FTV(3,000cc)」はハイエー スやランクル、トヨエースなどに搭載されている、平成17年新長期低排出ガス規制に合格している次世代のディーゼルエンジンです。このエンジンには JASO DL-1規格に適合した専用のディーゼルエンジン油が指定されています。 このエンジンにはアッパーレベルセンサーが装備されています。警告灯が点灯した時は運転を控え、すぐにDL-1適合油でオイ ル交換をしてください。

JASO DL-1、JASO DH-2とは?

DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)が装着されたディーゼル車のために自動車技術会が制定したディーゼルエンジンオイルの規格(JASO M355)で、以下の2種類があります。

  • DL-1(ディーゼルライト)・・・乗用(小型)ディーゼル車用
  • DH-2(ディーゼルヘビー)・・・大型ディーゼル車用

なぜDL-1やDH-2規格のオイルが必要か?

従来規格のオイルを使用した場合、DPFの目詰まりが早くなりトラブルの原因となります。

DL-1とDH-2は目詰まりの原因となる、オイルに含まれる金属分(主にカルシウム)が従来のディーゼルエンジンオイルより低く設定されています。

これらの規格の違いは硫酸灰分(下段※参照)の数値などによって規定されています。

DL-1とDH-2の主な違いと注意点!

二つは同じ目的のオイルですが、JASOの規定では

  • DL-1(小型用) 硫酸灰分 0.6以下
  • DH-2(大型用) 硫酸灰分 0.9~1.1
  • とあるように、性能が異なるオイルです。

新油での硫酸灰分は、主に清浄分散剤・酸中和剤として使われる添加剤の量と密接に関係しており、数値の低いDL-1オイルは大型車に使うと極端に寿命が短くなります。

逆に数値の高いDH-2オイルをDL-1指定車に使うと、DL-1オイルより目詰まりの原因物質が多くなるためDPFの寿命を縮めてしまいます。

そのため、自動車メーカーの指定したそれぞれの規格のオイルを使用しないとクレームは受け付けてもらえません。

※硫酸灰分:オイル中の金属分の量を測定する試験方法。
新油では金属系添加剤の量、使用油では摩耗によって生じた金属粉の量も含めて定量出来る。(単位mass%)

どちらにも使える兼用オイルはありませんのでご注意ください!

 

 


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