ワイパーの種類と特長

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ワイパーは車の購入時から取り付けられているため、普段あまり気にすることはありませんが、なかには音や跳ねが気になるという方もいるでしょう。実は、ワイパーの形状や種類を変更すると、これらの問題を解決できることもあります。ワイパーにはいくつかの種類があるため併せて特徴を覚えておきましょう。

ワイパー交換で快適な走行環境に

ワイパーはフロントガラスやリアガラス、車種によってはヘッドランプに取り付けられる自動車のパーツです。水滴や雪、泥水などがガラスに付着した際に、外の視界が遮られないようそれらを取り除くたえに作動させます。 ワイパーに取り付けられているゴムはガラスとの摩擦や付着物の除去の際に摩耗してしまうことや、経年劣化が起こることから定期的に交換が必要です。

また、ワイパー作動中の音が大きく気になってしまう方もいるかもしれません。さらに、ワイパーが跳ねてしまって視界が思うようには保てないケースもあるでしょう。 実は、こうしたワイパーのトラブルは種類の変更や形状そのものを取り換えることによって解決可能なケースもあります。快適な走行環境を作るために、ワイパーの種類や形状の違いを覚え、交換を検討してみてはいかがでしょうか。

ワイパーの種類

ワイパーは、ワイパーのゴム部分の素材や特殊なカバーの有無によって種類が分けられています。撥水性が良くなったり、ビビリ音が軽減されたりと種類によって得られる効果が異なりますので、自身の目的にあったワイパーを装着するようにしましょう。具体的には下記のようなものが代表的です。

自動車購入時に取り付けられているワイパーのほとんどがこのタイプのものです。


グラファイトと呼ばれる炭素粒子をゴム部分にコーティングしているタイプで、ガラスとの摩擦抵抗を激減させる効果を持ち、ビビリ音や跳ねを防ぐのにおすすめです。


ワイパーのゴムをシリコンコーティングしているタイプです。作動させると撥水材をかけたのと同等の効果が得られるため利便性が高いワイパーといえます。


寒冷地でガラスに雪が載ってしまったり、寒さで凍結してしまったりした際でも問題なく作動できるよう、頑丈なカバーを備えたタイプのワイパーです。

形状による違い

ワイパーは素材やカバーの有無による違いだけでなく、形状そのものにもいくつかの種類があります。

多くの車種で採用されている一般的な形状のワイパーです。拭き取り部が可動式のため、曲面を払うのに適しており拭き取り能力も高いですが、高速走行時には他の形状と比べ、性能が低下してしまうケースがあります。

拭き取り部にあたるラバーとそれを支えるフレームが一体化したワイパーです。ガラス面へ均一な圧力がかけられるため、払い拭き能力が高いのが特徴です。さらに、エアロフォルムを搭載しているものが多く、空気抵抗を発生させて浮き上がり防止にも役立ち、高速走行中の安心感もあります。

フラットブレードのエアロフォルムを採用したワイパーで、トーナメントワイパーとフラットワイパーの良い部分を取り、払い拭き能力に長けています。

ワイパー種類

<まとめ>

ワイパーは、普段あまり気にかけることのないパーツのひとつですが、安全性を確保するうえでは非常に重要なものです。音や跳ねといった不具合はもちろん、摩耗による性能低下も起きるため定期的にチェックするようにしましょう。 交換の際には同じタイプの商品だけでなく、種類や形状を変更することで今よりも、快適な視界を保てるようになるかもしれませんので、一度検討してみてはいかがでしょうか。